当社のお客様でお母様がご高齢で施設に入所していて認知症が進んでいる方がおられます。
認知症が進みますと自己判断での不動産の売買はもちろんできなくなります。
施設に払う毎月の費用も結構掛かるとのことで誰も住んでいない自宅を処分したいとのご相談を承りました。
早速、司法書士と相談の上、「成年後見人」の手続きに入りましたが書類等の不備がない状態で提出しても3か月
くらいは掛かり、成年後見人が任命された後もすぐに売買とはなりません。
(売買する場合は契約書等を裁判所に提出し、お墨付きを頂く必要があります)
そんなことで依頼をしてから半年くらいはすぐに経過してしまいます。
もし、お母様がお元気なうちに「家族信託」のお話ができていれば・・・と感じました。
家族信託のお話は次回のブログにてご紹介させて頂きます。